バブルの住宅に対する功罪

バブルの住宅に対する功罪

戦後の順調な日本経済の成長が不動産バブルを起す原因にもなるのですが、バブルが日本の文化や住宅案業などの発達に貢献した事も沢山あります。

 

 

 

ローマ時代やギリシャ時代の世界史を見ましても当時の国力が旺盛でバブル時代になっていた時に数多くの立派な歴史的建造物や絵画彫刻などの文化も発展しています。

 

バブル期だからこそ、住宅建設にも思い切った発想が生まれましたし、新しい工法や世界中の優れた住宅建設のデザインや工法も導入されました。

 

特に都心部にあった複雑に入り組んだ地形や細かい古い建物を地上げして、理想的なアーバンデザインを組み込んで、公園などの緑地やスーパー、プール、ジム、ライブラリー、パーティルーム・・・等の共有施設も盛り込んだ快適な高級マンションも造られて現在も残っています。

 

 

 

しかし、当時のバブルを嫌悪した政府首脳や日銀首脳の行きすぎた急ブレーキはバブル経済のみならず日本経済全体にも大打撃を与えたために、勢いのあった企業や経営者達の勢いをくじいたために日本経済は必要以上のマイナスを経験します。

 

本来であれば、せっかく勢いに乗った日本経済をゆっくりと正常な状態に戻すべきであったのですが、行きすぎ政策は大きな損失を国民に与えたと言えます。

 

 

 

しかし、賢明な日本国民と日本企業はこの事から多くの事を学んで日本の住宅のあり方について活かしてきています。

 

バブルの時代だからこそ、思い切った理想の地域的な住宅デザインも計画されました。

 

欧米のデザイナーも加えた大規模な地域開発プロジェクトも実行されもしましたし、欧米の住宅に負けないデザインや建築技法も開発されました。

 

今後は、これらのバブル期に描いた住宅の理想空間デザインをコストを低く抑えて一般庶民の物にするかに懸命に頑張る事でバブル期に使ったお金も国民のために生きてきます。